大腸内視鏡検査(大腸カメラ)|内視鏡専門医・女性医師在籍 

NEW 2023.8.28UPDATE
日帰り手術に用いられる「短期滞在手術等基本料1」の算定施設に認定されました。
詳しくは<こちら:https://satomura-clinic.com/blog/news/3359

NEW2023.7.1UPDATE
大腸内視鏡時に鎮静剤を導入しました。痛みを感じにくくなるため、痛みに弱い方や、恐怖心が強い方はぜひご相談ください。

このような症状はありませんか?

ひとつでも当てはまる方は
大腸カメラ検査をおすすめいたします

  • 下痢と便秘が繰り返す
  • 過去5年間に大腸カメラを受けたことがない
  • 便意があるがなかなか便が出てこない
  • 排便しても少量である
  • 血便/下血が出た
  • 貧血が続いている
  • 痔が長く続いている
  • バリウム検査で異常を指摘された
  • 食事が胸につかえる感じがある
  • 運動不足・肥満体質である
  • 腹部膨満感がある
  • 胸やけ・腹痛がある
  • お腹がよく張る、よくガスが出る
  • 体重が急に減少した
  • 健康診断で便潜血が陽性だった
  • 黒い便がでる
  • 家族や親戚に大腸がんの方がいる
  • 大腸がんや大腸ポリープを切除したことがある

上記の項目に該当する方は、大きな病気が隠れている可能性があります。
当院での大腸カメラ検査をお勧めします。

大腸カメラ検査で見つかる疾患

大腸内視鏡検査では、直腸からS状腸、下行結腸、横行結腸、上行結腸、回盲部までの粘膜をすみずみまで直接観察できるので、小さなポリープなどの病変を見つけることができます。大腸がんの85%は良性のポリープから進展してがんを発症しています。そのため、ポリープを早期に発見して切除することで、進行性の大腸がんにならず根治する可能性が高くなるのです。 大腸内視鏡(大腸カメラ)で見つかる疾患は以下の通りです。

大腸がん

大腸ポリープ

過敏性腸症候群

腸管スピロヘータ症

潰瘍性大腸炎

クローン病

感染性腸炎

虚血性腸炎

大腸憩室出血

腸閉塞

当院が選ばれる理由

当院の大腸カメラ検査の特徴

POINT① 消化器内視鏡専門医など経験豊富な医師が施行

胃カメラや大腸内視鏡検査の苦痛や精度は、医師の経験や技量が大きく左右します。より苦痛を伴い易い大腸内視鏡検査では、非常に大きな差があります。当院では、内視鏡専門医をはじめ経験豊富な医師が、精度の高い、丁寧で優しい内視鏡検査を提供します。

POINT② 検査中に撮影画像を見ることが可能

胃カメラは勿論、大腸内視鏡の場合においても、会話をしながら、患者様専用モニターにて検査中の画像をライブでご覧いただくことが可能です。実際に、供覧をいただくことで疾患の理解が深まります。希望者には、患者様の家族を検査室にお呼びし一緒に供覧いただくことも可能です。

POINT③ 日帰りポリープ切除術

大腸ポリープの日帰り手術も行っております。大腸内視鏡検査の際にポリープが見つかった場合、切除可能かをその場で判断し、可能であれば検査当日にポリープ切除を行います。

※ポリープが大きい場合やがんなどの病気が疑われる場合は、当院が提携している地域の基幹病院をご紹介します。

POINT④ 炭酸ガス送気システムを使用

検査時にヒダのある腸のすみずみまで観察するためには、空気を送り込んでヒダを伸ばす必要があります。当院では、お腹にたまって苦しい空気ではなく、吸収の早い炭酸ガスを送る内視鏡用炭酸ガス送気装置を導入しています。炭酸ガスは空気に比べて約200倍吸収が早いため、お腹の張りがすばやく解消し、不快感を軽減します。また、検査後、おならとして出ていく量も激減します。

POINT⑤ 鎮静導入可能

いわゆる”無痛”といわれている、鎮静剤を使用できます。メリット・デメリットがございますので、検査前の診察時に医師にご相談ください。検査前に点滴で鎮静剤を投与し、うとうとと眠くなるような感覚があります。産科の無痛とは異なり、「意識がはっきりしているのに痛みがない」のではなく、「うとうとしていて覚えていない」という感覚です。

大腸がんとその初期症状について

大腸がんにはとても怖いイメージがありますが、大腸がんのほとんどは、大腸ポリープが大きくなるにつれてがん化したものです。
食事やライフスタイルが欧米化したことで、大腸がんは日本人の死因の上位にランクインするようになってきています。
消化器外科で長く勤務してきた院長は
「全然がんだなんてわからなかった」
「ただの痔だと思っていた」
「毎年健診を受けておけばよかった」
という声を数多く聞いてきました。初期症状がないことが多かったと言います。

 

内視鏡 上部 下部 胃 大腸

大腸がんの特徴としては、
・ほとんど自覚症状がないまま進行する
・ほとんどの方が40歳以上で罹患する
・定期的に検査を行いポリープの内に切除すればがん化しにくい
・早期発見し早期治療介入できた場合の治癒率が極めて高い
という特徴があります。つまり多くのケースが、症状のないうちから定期的に大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)を受け、ポリープの段階で発見し切除してしまえば、大腸がんのほとんどは未然に防ぐことができるのです。

大腸はヒダが何層にも重なっているため、ヒダの奥に隠れているポリープなどの発見が難しいのですが、当院では最新機器を導入し、見落としの少ない検査を行っています。
大腸がんは、進行してから発見された場合、開腹手術や抗がん剤治療、場合によっては腸の摘出などを伴うつらい治療が待ち受けています。
早期発見できた場合は、90%以上が元の生活へと戻ることができますが、進行がんの場合には、完全に元通りの生活に戻れない場合も多くあります。

幸せそうな家族

内視鏡にて治療を受けて治すためには、「早期発見」が何より重要ですから、40歳になったら市町村で行っている大腸がん検診や、企業健診などの潜血便検査を毎年受けることをお勧めしています。
大腸がんは、早期に発見できれば、低侵襲で完治が見込めるがんです。
また、大腸ポリープ切除をした方や、近親者に胃がんや大腸がんなどの消化器がんを患ったことがある方がいる場合には、2年に1回は大腸内視鏡検査を受けることを強くおすすめしています。

内視鏡について

内視鏡専門医からのメッセージ

大腸がんは、いまや日本人が罹るがんの種類の中で第1位の疾患です。 ですが、大腸内視鏡を受けていただくことで、早期発見が可能となります。 大腸がんは早期発見できれば、内視鏡治癒も可能な疾患です。 下剤処置など準備が大変なこともありますが、リスクのある方は定期的に検査を受けられることをお勧めします。  里村クリニックは、一人でも大腸がんで手遅れになる方が減ることを目指しています。

大腸カメラ検査の流れ

  • 予約・来院
    大腸内視鏡検査では、事前に下剤を服用していただく必要があります。そのため、1度来院していただいて診察を行い、下剤の飲み方を含む検査の説明の後、検査日を決定いたします。
  • 検査前準備
    検査前日の食事は、パンフレットに記載されています消化の良い食事を摂取してください。
    前日の夜と当日朝、ご自宅で下剤を服用します。
    当日朝は食事を抜きますが、お水やお茶は飲んで頂いて大丈夫です。
  • 検査
    大腸内視鏡の検査時間は20分程度です。ただし、腸の癒着が強い方、即日ポリープ切除手術となった場合にはもう少し時間がかかります。
  • 検査終了
    ベッドで少しお休みいただき、検査結果をご説明します。
    これで検査は終了です。
    食事は検査1時間後から食べることが可能になります。
    ※即日ポリープ切除手術を受けた場合は、2~3日は暴飲暴食・アルコールの摂取・激しい運動をお控えください。

当院の大腸カメラ検査の費用

当院では、大腸内視鏡検査や日帰り手術(大腸ポリープ切除)を保険診療で行っております。下の価格は参考での金額となります。

 1割負担3割負担
大腸内視鏡(観察のみ)\2,500前後\7,000前後
大腸内視鏡+病理組織検査\3,500前後\10,000前後
大腸内視鏡+ポリープ切除
(1ヶ所)
\8,000前後\30,000前後

 

液体の下剤が飲めない方へ

過去に大腸カメラ検査を受けられた方の中には、「下剤」を飲むのが嫌だから、もう大腸カメラ検査を受けたくないと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに、「下剤を飲むのが辛い」と思う気持ちも分かります。しかし、検査が必要な状況で、検査をしないことは非常に高いリスクがあります。

当院では、下剤が原因で大腸カメラ検査を遠ざけている方々に向け、下剤の選択肢を設けましたので、詳細は下記URLからご覧ください。

下剤の種類
URL:https://satomura-clinic.com/gezai/

女性のための大腸カメラ・女医による女性のための大腸カメラ

里村クリニックには女性医師が在籍しております。
女性の方等、院長先生にお尻を見られるのは恥ずかしいという方は、ぜひご相談ください。
下記ページもご参考になさってください。

女性の大腸カメラについては<こちら:女性のための大腸カメラ・女医による女性のための大腸カメラ

女性医師の紹介については<こちら:女性医師在籍・医師のご紹介

当院の大腸カメラ検査実施数

期間

2021年1月~12月

2022年1月~12月

2023年1月~4月

大腸カメラ検査施行数

41件

225件

169件

内 ポリープ・大腸がんの見つかった人数

7名

50名

31名

大腸カメラ検査のご予約はこちら

当院では24時間web予約を受け付けており、待ち時間が少ないストレスフリーな診療体制を提供いたします。
また、「困った時はいつでもおそばに」を実践すべく、常に患者さまの身近に寄り添う医療を目指しています。

Q.大腸カメラ検査は保険が適用されますか?

A.【健康保険について】
症状があり、医師の診察により大腸カメラ検査が必要と判断された場合には、健康保険が適用されます。
症状がない等、医師は必要ないと判断したが、患者様の希望により大腸カメラ検査を行う場合には健康保険の適用となりません。

  【生命保険・入院保険について】
ご加入の保険にご確認ください。多くの保険が「ポリープ切除」については、「日帰り手術」となるため保険適用になることが多いようです。大腸カメラ検査い、ポリープが確認できた場合、その場で切除する場合があります。事前にご加入の保険会社にご確認いただけますようお願いいたします。

A.
検査内容 1割負担 3割負担
大腸カメラ検査のみ 2,500円前後 7,500円前後
大腸カメラ検査+病理組織検査 3,500円前後 10,500円前後
大腸内視鏡ポリープ手術 10,000円前後 30,000円前後

A.実際に検査にかかる時間は、大きな異常がなければ10~15分程。ポリープ切除など処置がある場合でも30分程で終了いたします。

A.診察券・保険証・同意書をご持参ください。下剤を中断した場合には、飲みきれなかった下剤をお持ちください。

A.できません。大腸カメラ検査は前処置が必要なため、1度目の来院では、事前診察問診を行い、下剤服用の説明や検査日のご予約を取得するところまでになります。最速で2度目の来院で施行になります。

A.はい可能です。1度目の来院で、説明等を行い、二度目の来院時に胃カメラと大腸カメラを行うことができます。状況にもよりますが、先に胃カメラを行い、続けて大腸カメラを行う流れになります。1度目の来院時にご相談ください。

A.残念ながらリスクもあります。しかしながら大腸がんがStage1で発見されれば10年後の生存率は90%を超えていますが、発見時のStageが進むほど生存率は低くなります。早期発見と、検査リスクをご検討いただきお選びいただければと思います。

A.大腸がんは通常、大腸ポリープになってから数年かけてがん化します。つまり、毎年大腸カメラを受けていれば、大きくなる前のポリープを切除することができ、大腸がんを防ぐことができます。

また、下剤の服用で腸内がからっぽになることから、同時にファスティングを行う方も増えています。ご興味があれば管理栄養士からご説明いたしますのでお声がけください。

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