癌の進行具合によって治療が異なります。
主な治療方法は下記の通りです。
①内視鏡検査での切除手術
内視鏡を使って胃の中を直接観察しながら、ごく小さながんを切除できる方法です。胃粘膜表面のがんとその周囲の組織を、はぎとるような形で切除します。初期の段階で選択できる治療法です。
②外科的手術
がんを含む胃の一部(または全部)を、摘出する方法です。胃がんがやや進行している場合に適応となります。
③化学療法
抗がん剤を使用した治療法です。点滴などで投与する場合と、内服による治療があります。胃がん治療に使用されるお薬はいろいろありますが、胃がんの進行度などにより選択可能なお薬が変わります。 外科手術が適応となる場合も、手術の前や後に、化学療法を行うことがあります。
④放射線療法
がんの治療法としては「放射線療法」もありますが、胃がんに対する治療では適応となることは比較的少ない治療法です。胃がんが進行し、末期となった場合に、外科手術や化学療法と組み合わせて行うことがあります。