風邪などの感染症から内臓、血液の疾患まで、幅広く診療をご提供しています。
症状に合わせたお薬を処方しています。お薬は院内処方も可能です。重篤な病が疑われる、あるいは精密な検査が必要と思われる場合には、さいたま市立病院やさいたま赤十字病院、埼玉協同病院などの地域基幹病院へご紹介いたします。
スギ花粉症の診断、治療も行っています。スギ花粉症はスギの花粉がアレルゲンとなって引き起こされるアレルギー疾患です。特に冬の終わりから春先にかけて、スギ花粉の飛散時期に合わせて症状が表れ、飛散が落ち着く時期になると症状も落ち着きます。
アレルギー疾患の治療には、原因物質(アレルゲン)の除去が欠かせません。スギ花粉が飛散する時期にはマスクをしたり、外出をできるだけ控えたりして、アレルゲンとの接触を避けることをおすすめします。
スギ花粉症の治療には内服薬や点鼻薬、点眼薬といった外用薬を処方します。内服薬ではアレルギー症状の緩和に働く抗ヒスタミン薬を中心に、粘膜の腫れや炎症を抑える作用を持つ抗ロイコトリエン薬などを、外用薬では点眼用/点鼻用ステロイド薬などを用います。
「里村クリニック」では、スギ花粉症に対する減感作療法を行っております。アレルギー疾患の唯一の根治療法であり、症状の原因となっているアレルゲンを体内に少量ずつ取り込むことで、体をアレルゲンに慣れさせて症状を和らげます。
減感作療法には、数日に1回アレルゲンを皮下に注射する皮下免疫療法と、毎日アレルゲンを含む薬液や錠剤を舌の下に含む舌下免疫療法があります。
いずれの療法も、治療に入る前に血液検査などによってアレルゲンを特定することが必要です。当院では、舌下療法を行っています。
ご予約・お問合せはお気軽に
「困った時はいつでもおそばに」を実践すべく、常に患者さまの身近に寄り添う医療を目指しています。