禁煙外来

たばこの煙には、4,000種類の化学物質が含まれています。その中には、何と200種類以上の有害物質が含まれ、発がん性物質は50種類以上にのぼります!
有害物質のなかでも、よく知られているのは、ニコチン、タール、一酸化炭素です。
そのほかにも、ペンキ除去剤に使われるアセトンや、アリの駆除剤に含まれているヒ素、車のバッテリーに使われているカドミウムなど、体に大変有害な物質がタバコの煙に含まれています。

たばこがなかなかやめられない理由

たばこを吸うと、ニコチンが肺から数秒で脳に達し、脳内のニコチン受容体に結合します。すると、快感を生じさせる物質(ドーパミン)が放出され、「気持ちよい」と感じます。しかし、時間が経つと、体内のニコチンが減ってきて「イライラ」などの禁断症状が出てきます。それを避けるために、またニコチンを求めてたばこを吸ってしまうのです。そして、常にニコチンを欲しがり、ニコチンなしではいられなくなります。

当クリニックは、禁煙外来を行っています。

タバコを1日1箱吸う場合、8~12週間分のタバコ代よりも禁煙治療代の方が安くなります。
(健康保険等の自己負担が3割の方は、約3ヶ月の治療スケジュールで、13,000円~20,000円程度です。使用する薬によって少し変わります。)

ぜひこの機会に禁煙への第一歩を踏み出しましょう。

禁煙治療の保険適応

保険適応で禁煙治療を行うためには、以下の条件を全て満たしている必要があります。

  • ただちに喫煙を考えている
  • スクリーニングテスト(TDS)で5点以上
  • 35歳以上ではブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上
    (35歳未満の人は要件3は、不要)
  • 禁煙治療を受けることを文書により同意している
  • 過去に健康保険等で禁煙治療受けたことがある場合、前回の治療の初回診察日から1年を経過している

禁煙外来の流れ

  • 初回(対面)
    喫煙状況やニコチン依存度、禁煙の関心度などをチェックします。呼気(吐き出す息)の一酸化炭素濃度の測定を行います。
    詳細に診断を行った上で禁煙開始日などを決定し、治療のための禁煙補助薬の説明を行い、処方致します。
  • 2回目から4回目
    初回診察から2週間後、4週間後、8週間後、12週間後に診察を受けます。
    初診から2週間後以降の診察では、次の4点について確認します。

    ・診察:喫煙(禁煙)状況の確認、体調チェックなど
    ・一酸化炭素量の測定
    ・禁煙を継続するためのアドバイス(ニコチン依存症の対処法など)
    ・禁煙補助薬の効果の確認、副作用の対応など

  • 最終回(対面)
    前回までと同様、診察や一酸化炭素濃度の測定を行います。
    12週間(約3ヶ月)の最後になります。今後のアドバイスを受け、禁煙治療は完了になります。
  • 必要に応じて前日夜からの絶食をお願いしています。飲水(水、茶)は、当日も可能です。
  • 当日は問診により、検査経験の有無や既往症、服用している薬や薬剤アレルギーなどをお聞きします。
  • 消泡剤を内服して頂き、局所麻酔を行います。
  • 先生の指示に従いながら鼻、または鼻道が狭いかたは口からカメラを挿入します。
  • 検査にかかる時間は状況にもよりますが、だいたい10分前後です。
    組織を採取する際は少し長くかかることがあります。
  • 落ち着きましたら、画像をご覧いただきながら結果をご説明いたします。

費用はどれくらい?

健康保険等の自己負担が3割の方は、約3ヶ月の治療スケジュールで、13,000円~20,000円程度です(使用する薬によって少し変わります)。 タバコを1日1箱吸う場合、8~12週間分のタバコ代よりも禁煙治療代の方が安くなります。

チャンピックスの特徴

・チャンピックスは新しい作用機序に基づく、日本で初めてのニコチンを含まない経口禁煙補助薬です。
・タバコで満足感が得られる理由は、タバコに含まれるニコチンが脳の神経細胞にあるニコチン受容体に結合し、神経細胞の端末よりドパミンが放出され、満足感などの快感が生じます。

・チャンピックスは以下の2つの作用により禁煙補助効果を発揮します。

① チャンピックスは、ニコチン受容体に結合してニコチンの作用で放出されるよりも少量のドパミンを放出させ、禁煙に伴う離脱症状やタバコに対する切望感を軽減します(作動薬としての作用)。

② チャンピックスはニコチンが受容体に結合するのを阻害し、喫煙により得られる満足感を抑制します(拮抗薬としての作用)。これによりタバコを吸ってもおいしいと感じなくなります。

チャンピックスの服用方法

禁煙の開始日の1週間前からチャンピックスを少量から服用開始します。
8日目に禁煙を開始し、1mg錠を1日2回朝夕食後で服用します。

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常に患者さまの身近に寄り添う医療を目指しています。

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