子宮頸がんの撲滅のために 子宮頸がんワクチン(ガーダシル)
■子宮頸がんとは
女性の皆様、突然ですが子宮頸がんワクチンは打ちましたか?まだという方はこのページをご覧いただき予防の重要性を知ってもらえたらと思っております。
【子宮頸がんのリスク】
・死亡の可能性:年間2,900人が子宮頸がんで命を落としております
・妊娠が出来なくなる:癌の進行が進むと子宮を摘出しないといけなくなります
・他の臓器へ癌が転移する危険性
子宮頸がんの発見が遅れてしまうと上記のようなリスクが伴います。
そうならないために検診を受けて早期発見・早期治療を徹底しましょう!
■子宮頸がんの症状
子宮頸がんは初期症状が見られない癌です。したがって放っておいて症状が出た時に病院にいくともう手遅れという可能性がある病気です。子宮頸がん進行時に見られる症状としては下記のようなものがあります。
【子宮頸がん進行時の症状】
・性交渉の時に出血する
・生理に関係ない出血がある
・いつもと違うおりものが増えた
・月経血の量が増えた
このような症状がある方は、すぐに産婦人科の受診を推奨します。
子宮頸がんは、子宮の入り口である子宮頸部にできるがんで、日本では、毎年1万人以上が新たに子宮頸がんと診断され、女性の73人に1人が罹患するといわれています。
また、年間約2,900人の尊い命が子宮頸がんによって亡くなっています。
子宮頸がんの原因の90%以上がヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によるものといわれています。子宮頸がんは、早期に発見できれば、命や子宮を守ることのできる病気ですが、就労や結婚、出産、子育てなど、女性にとって大きなライフイベントを迎える時期での発症率が高いため、10代からのHPVワクチン接種による予防と、20歳からは定期的な子宮頸がん検診(2年に1回)を受け早期発見につなげることが非常に重要です。
2007年からHPVワクチンに積極的に取り組んできたオーストラリアでは、2028年までに子宮頸がんの診断受ける女性が10万人に4例未満まで減るという予測がなされています。*1
当院のモットーである「予防は治療に勝る」にまさしく一致するワクチンだと確信しています。
日本から子宮頸がんで苦しむ女性を一人でも減らすために子宮頸がんの接種に力を入れていきます。
当院の予約ページにも、子宮頸がんワクチンの枠を作らせて頂きました。
接種をご希望の方は、直接WEB予約サイトからの申し込みでも電話、窓口でも対応いたしておりますので、ご連絡をお待ちしています。
https://ssc8.doctorqube.com/satomura-clinic/
*1 Lancet public healthより https://www.thelancet.com/journals/lanpub/article/PIIS2468-2667%2818%2930183-X/fulltext#%20