血液検査・血圧など、数値の読み方

血圧の読み方(mmHg)収縮期血圧/拡張期血圧

血圧に関しては4段階で考える。
上と呼ばれる【収縮期血圧mmHg】と、下と呼ばれる【拡張期血圧mmHg】で診断を行う。

血圧の値(上/下) 説明 対応
上:130未満且つ
下:85未満
基準範囲内のため定期健康診断でよい 今後も健康診断を受診しましょう
上:130~140または
下:85~90
基準値の人と比較し1.5~2倍の脳卒中・心臓病のリスクがある 生活習慣の改善が必要
要経過観察
上:140~160または
下:90~100
基準値の人と比較し3倍の脳卒中・心臓病のリスクがある 直ちに生活習慣の改善を行い数値が改善しないなら医療機関の受診を
上:160~または
下:100~
基準値の人と比較し5倍の脳卒中・心臓病のリスクがある すぐに医療機関を受診してください

生活習慣の改善:適度な運動、禁煙、体重の適正化、お酒を減らす、減塩、野菜を多く摂取するなど。
医療機関での治療に関しては服薬治療が中心となります。
関連するほかのリスクとしては、心疾患病の危険因子があります。高齢(65歳以上)、喫煙、脂質異常症、肥満、メタボリックシンドローム、若年(50歳未満)発症の心血管病の家族歴。

脂質異常の読み方(LDL、HDL、TG)

脂質異常に関しては4段階で考える。
血液中に含まれる【LDLコレステロール:悪玉コレステロール】【HDLコレステロール:善玉コレステロール】【TG(トリグラセイド):脂肪】の値で診断します。

LDL、HDL、TGの値 説明 対応
LDL< 120mg/dl HDL> 40mg/dl TG< 150mg/dl 基準範囲内のため定期健康診断でよい 今後も健康診断を受診しましょう
LDL 120~140mg/dl
HDL< 40mg/dl
TG 150~300mg/dl
血液内の悪玉コレステロール、脂肪が基準を超えています。 これ以上数値が悪化しないよう生活改善を行いましょう
LDL 140~180mg/dl TG 300~1000mg/dl 心筋梗塞のリスクが正常値の人に比べて2倍高くなります。 ただちに生活習慣を改善する努力をし数値が改善しないなら医療機関の受診をしましょう
LDL 180~mg/dl TG 1000~mg/dl 心筋梗塞のリスクが正常値の人に比べて3~4倍高くなります すぐに医療機関の受診をしましょう

生活習慣の改善:適度な運動、禁煙、体重の適正化、お酒を減らす、減塩、野菜を多く摂取するなど。
LDLに関しては、動物性脂肪を控えて、魚を中心の食生活を心がけましょう。卵などのコレステロールの多い食品を控え、禁煙しましょう。
TGに関しては、当分やアルコールを控え、肥満の方は原料しましょう。
HDLに関しては、減量が必要です。禁煙し運動をしてください。
医療機関での治療に関しては服薬治療が中心となります。
関連するほかのリスクとしては、糖尿病、慢性腎臓病、心血管病があり、心筋梗塞のリスクが増加します。

血糖値、血糖高価の読み方(空腹時血糖、HbA1c)

脂質異常の読み方(LDL、HDL、TG)

喫煙の読み方

尿蛋白の読み方(-、+、±、+、++、+++)

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