機能性ディスペプシアとは、胃の痛みや不快感などの症状が現れているにもかかわらず、上部消化管検査(胃カメラ)など胃に関する検査を行っても何も病気が見つからなかった場合に、診断される病気です。
症状としては以下のものがあります。
の4つのうちの1つ以上が3ヵ月以上続いているのが機能性ディスペプシア(FD)です。
また、自律神経の働きを高めて、自律神経を元に戻すことも大切です。 そのためには、十分な睡眠をとり、ウォーキングなど適度な運動を行い、禁煙することが大事です。
また、食事療法としては以下のものがあげられます。
こうした対策を1週間続けても改善がみられなければ、消化器内科など、早めに医療機関を受診してください。
以前は神経性胃炎と言われていた病気です。 治療薬として、機能性ディスペプシアに専用に使われるのがアコファイド(アコチアミド)です。
機能性ディスペプシアを放置すると、症状が悪化します。重症化すると、食事制限や日常生活の制限が必要となる場合があります。 また、症状が慢性化すると、心理的な負担が大きくなり、うつ病などの精神疾患を引き起こす可能性があります。
みぞおち周囲の不調は、腸や肝臓・膵臓の病気でも現れるケースがあります。まず、機能性ディスペプシアかどうかを診断するために、胃カメラ(上部内視鏡検査)を行います。必要に応じて、ピロリ菌の検査や、採血検査、超音波(エコー)検査などを行います。
ここまでの検査をした結果、消化器症状ではないことを判断し、専門的な内科へのご紹介をさせていただきます。
紹介先は、「内科」になりますが、内分泌内科や神経内科など、症状や状態によって多岐にわたります。「胃の調子が悪いな、機能性ディスペプシアかな?」と思われましたら、ぜひ当院までご相談ください。消化器の専門家が拝見いたします。
ご予約・お問合せはお気軽に
「困った時はいつでもおそばに」を実践すべく、常に患者さまの身近に寄り添う医療を目指しています。