院長の研究 ECMO
新型コロナウィルス感染により、最近ニュースでもよく耳にする治療法 ECMO(体外式膜型人工肺 体外式膜型人工肺)。
皆様もご存知の方が多いのではないでしょうか。 このECMOの活躍もあり、新型コロナウィルスで重症化した患者様の中にも命を救われた方が多くいることと思います。
実は、院長 里村 立志の学位論文がECMOに関連することであったことは、あまり知られていません。
「急性呼吸不全に対する補助循環の実験的研究 -とくに送血部位の異なる静脈-動脈韓流法の比較ー 」 (Tokyo Joshi Ikadaigaku Zassi vol.51,No.3, 1981))
1981年というと、なんと今から約40年前にECMOを用いて研究を行い論文を提出し医学博士を取得していたのです。
もちろん、ECMOはそれから遥かに進歩し改良されていますが、こうした幾多の知見が積み重なり、現在の医学の発展、人命救助に貢献していると考えると先輩たちには敬意しかありません。